健康

年齢とともに段々出不精になってきて夜出かける事も減ってきた。以前はあんなに楽しかった飲み会も現在では重なるとどうにか理由をつけて断るようになってきた。一つには体力が落ちてきて翌日がきついということもあると思うが、それより精神的なスタミナの方が落ちてきたように思う。

また、ここでは自宅と繁華街が離れていてわざわざ行くのが面倒だということもあると思う。それと飲み屋自体の変化というかわざわざ金を使いに行くような雰囲気じゃあなくなってきているように思う。会話も幼いことについてしかできないし子供と付き合っているようなことろもある。 今は女のこのいないパブで友人と杯を傾けるほうが良い。

いろいろ原因があると思うが結局は飲み屋街に行くほど興味が湧かなくなってきているのだろう。煙草を止めたのも原因の一つかもしれない。飲みだすとどうしても喫煙したくなるし、それを我慢しながら飲むのもストレスのもとだ。 考えてみれば金をしこたま使って健康にも悪く時間もかなり使うし何であんなに飲みに行っていたんだろうと疑問に思う。

今思うのは日本にもスコットランドのようなパブが有ればなあと言うことだ。仕事が終って友人なんかと一杯やって帰宅するというのは良いと思う。日本のように訳の分からない若い女性はいないほうが良い。こんなこと言っているのも年齢のせいかもしれない。 ただし同年齢の友人の中には未だに頻繁に繁華街に出没しているものもいるので好きな者は何時になっても好きなのだろう。

以前飲んでいた時間に今何をしているのか考えてみるとパソコンをいじっていたり筋トレで汗をかいたりとかなり変化している。禁煙もしたしあまりに健康過ぎて面白味に欠けるという感じもするがそれだけ健康が気になる年代になってきたということでしょう。
食事にしても動物性脂肪はかなり意識して摂取しないようにしているし、できるだけ和食を心がけている。また毎日の通勤も歩いているのでかなり消費カロリーも増えてきているようだ。 これで高かったコレステロールも下がってきて今ではまったくの正常範囲に入っている。

生活習慣病とは良く言ったもので成人病はほとんど生活様式や趣味嗜好によって起こってくる病気だといえる。これを防ぐにはそれだけの時間と知識を予防につぎ込まないとなかなか難しいのではないだろうか。薬を山ほど飲んで検査データの改善に取り組んでいる人がいるがこれなどはまったくの対症療法で根本的なところが良くないので次から次に薬を飲むことになる。 肥満を改善するだけでかなりの生活習慣病が予防できるのに惜しいことだ。

私の場合は両親が糖尿病、高血圧、高脂血症を持っていてあらかじめヤバイということが分かっていたのだが３０才代までは美食やアルコールの誘惑に勝てなかった。４０才くらいからこのままでは本当にヤバイと思い出していろいろ考えるようになってきた。 今はかなり健康的な生活をしていると思っているがこれはこれで結構辛いものが有り、つい誘惑に負けてしまうことが有る。 孔子ではないのでこんなもので良いという気はしているが。

禁煙、減量→ウォーキング、ストレッチ→和食中心の食事 、このような所が大事だと思っている。