コレステロール

この時期は職員の検診に合わせて私自身の血液検査をするように決めている。昨日その検査結果が出たが、なんとコレステロールや中性脂肪が正常値をかなりオーバーしていた。これまではほとんど正常値 内か超えても少しだったのが、今回は大きく超えていて明らかに異常値だ。そういえば体重も少々増加しつつあるように思う。それに今回はγーＧＴＰもかなり正常値を超えていた。これらを総合して考えると、暴飲暴食が影響している可能性が高い。

私は 徒歩通勤をしていることもあり、帰宅する頃には汗もかいて喉も渇いてくる。家に着くとまず夕刊に目を通しながらビールを飲み始める。そのうちに食卓 で肴をつまみ始めるがこれがかなりの量になる。アルコールもビールだけでは終わらないで焼酎や日本酒、場合によってはワインなども飲み続けることになる。摂取カロリーはかなりになるだろう。一応毎日カロリーを記録しているが２４００キロカロリーくらいは摂っているようだ。

これらは昨年までと同じで今年だけ特に変化したわけではないが、ヘリコバクター・ピロリの除菌以来下痢が減り、食べた食材の吸収効率が上がったのと、先月の初めに車を買い換えて歩く距離が少し減ってきているのが影響しているように思われる。ただしγーＧＴＰの上昇は明らかに酒の量も増えてきている ことを示している。またＧＰＴも正常値ながら上限にまであがってきていて、これは要注意なので少しは酒量を減らす必要もあるだろう。

それにコレステロールのなかでも悪玉とされるＬＤＬが多く、善玉のＨＤＬが少ない傾向にありこれも気になるところだ。最近、コレステロールの治療基準値は以前ほど厳格ではなく、学会でもコレステロールは正常値よりある程度多い人のほうが長寿だと証明されている。しかし今まではこの辺りの検査データはほとんど問題なかっただけにやはりショックな面がある。

この解決は本当は簡単で、腹八部の食事とよく歩くと言うことに尽きる。それといくらビールが美味しいからと言って飲みすぎは良くないのでこれも控えたほうが良いだろう。これらは「言うは易く行なうは難し｣で、歩くことは別にしても腹八分も節酒もなかなか難しい面がある。しかしこれほど明らかな異常値を突きつけられた以上、そんなことは言ってはおれない だろう。これまで食事制限はほとんどしたことはなかったが、しばらくは腹いっぱいになるまで食べることは諦める必要があるのだろう。