交通違反

数日前、高速道路交通警察隊というところからハガキが来た。驚いて中身を開いたところ、高速道路でカメラによるスピード違反摘発に私の車が映っているので確認に来て欲しいとのこと。 手帳でスケジュールを確認したところ、確かにその日は高速を利用していておまけにかなりのスピードを出していたのは間違いない。２０年前にスピード違反をして以来、これまで無事故無違反で ありゴールド免許だった私は、ほとんど頭に交通違反ということがなかったのでこれには仰天した。

尤もこの２０年間もまったくスピード違反をしなかった訳ではなく、それは単にスピードを出した時に捕まらなかったに過ぎないのだが、結局問題なのはそのスピードの程度だろう。これまで高速道路では法定速度の２０〜３０キロメートルオーバーはしてもそれ以上は意識してオーバーしないようにしていた。そうすればカメラでのスピード違反に補足されることはないし、万が一白バイやネズミ捕りに引っかかったとしてもたいした点数ではない （つまり一発免停になることはない)。

一般道では制限速度の２５キロオーバーくらいまでに抑えて走行するようにしていた。その結果、これまでの２０年間で免許が汚れることは一度もなく、それは日常の走行に関してはかなり有効だったのだろう。ところが５月に車を買い換えてからは気づかないうちにスピードを出しすぎているようで 、９月に入ってから２度もスピード違反で捕まってしまった。

これは結局、今度買い換えた車がスピードが出すぎるのが大きな要因なのだろう。と言うのは、西ドイツ車特有の剛性感というか、高速道路で１５０キロくらい出していてもまるで揺れやフワフワした感じがなく、ゆったりと走っている感じ だ。時には１８０〜２００キロ近いスピードを出したい衝動に駆られるし何度か実際に出したこともある。今まではそのようなことはなく、シーマに乗っているときも馬力や最高速度では今の車と変わりないほど高性能だったが、１６０ キロを超えると安定感がなくなりそれ以上の速度を出そうという気にはならなかった。

しかし今度の車はその辺りがまったく違った感じなので、スピードを出す上での足かせが１つなくなった感じだ。もちろん今回のように違反取り締まり の心理的な不安感もあるので足かせがまったく無くなった訳ではないし、そもそも必要性を考えても法定速度を３０キロ以上超えるスピードは出すべきではないだろう。 今度のことを教訓に 以前のようにある程度おとなしい運転を心がけようと思っている。しかしスピードの出る車でゆったり運転をすることはかなりストレスの溜まるドライブにはなるだろう。

カメラで捕まった友人に聞くと一瞬真っ白けになるほどのフラッシュが浴びせられると言うが、私の場合はまるで撮影された時が分からない。自分でカメラで撮影された記憶がないので、実際のところ何キロオーバーの時に撮影されたのか分からない怖さがある。それにしてもカメラによる取り締まりは場所が決まっているだけにドジったという感じは否めない・・・・・・。