深夜のパンク

昨夜、ゴルフの練習が終わって家路を急いでいたら突然タイヤがパンクした。一瞬何が起こったのか分からなかったが、ガンという衝撃とシューという雑音が発生しだした。初めはクーラーの故障かなとクーラーを切ったりしたが全然変化なしだった。そこで ようやくパンクを疑って一旦車を路肩に寄せて止めた。そうするとやはり後輪左タイヤのパンクだった。そこで他の車の邪魔にならないように脇道に入って住宅街の小路に駐車した。

ただ困ったのはタイヤは完全にペチャンコになっていて、これはもう全く走れない状態だ。この状態ではタイヤ交換するしかないのだが、大通りを離れたせいで却って拙い状態にしてしまった。つまり 街燈もない暗闇に止める結果になり交換作業自体を難しい状態にしてしまった。それでなくてもこういう作業はほとんど経験がないのに暗闇でなれない作業をする羽目 に陥ったのだ。おまけに老眼のせいもあってタイヤのどこがどうなっているのか全く分からない（後から考えたら車内には懐中電灯もあったはずだったが、その時はそんな事に全く気づかなかった）。

どうしようか迷っていたら、ふとこの車には２４時間体制でロードサービスが用意されていたことを思い出した。そのカードも財布に入っていたはずだ。そこで探してみると確かにそのカードは財布の数多くのカード類の中に見つかった。早速そこへ電話してみたが、私の場合は３年間の保障期間が切れていたので有料になるとのこと。ただ係りの方が「多分車両保険に入っているだろうから、そこへ依頼すると無料で同じサービスが受けられる可能性が高い」と教えてくれた。

早速、保険会社に電話すると何とこちらのほうがいろいろな点で条件が良かった。つまり車のロードサービスのほうは１５０００円かかるうえ６０分後にしか作業車が到着しないのに、保険会社のほうは無料で３０分後に到着するとのこと。そこで保険会社のほうにタイヤ交換を依頼しまもなくその作業も終わり事なきを得た。その時の心境はまさに「地獄に仏」だった。

これが１０年前なら携帯電話もなくかなり苦労したと思われるが、今回は車内に居たまま電話での応対だけで総てが解決した。考えれば便利な世の中になったものだ。今回は舗装された道路を走っていてどうしてパンクしたのか分からないが、結構はっきりした衝撃があったので多分何か硬いものに乗り上げたのだろう。夜のドライブは注意しなければならないと改めて感じた次第であった。