ウィンドサーフィン

たまたまゴルフの予定も入ってなく、特に用のない日曜日があったので海に行ってみた。自宅からは１０分もかからずに海岸に行く事が出来る。この日は風はあまり強くなかったのだが、ウィンドサーフィンを何人かがやっていた。この海岸はサーフィンをする若者も多く夏が近づくとかなり賑わってくる。

思えば私がこのウィンドサーフィンを始めたのはここに引っ越してきてからだ。初めゴルフの途中でこの海岸での景色を見ていたらサーフィンやウィンドサーフィンをしているものたちに気づいた。そうすると夏の暑いときはゴルフで汗まみれになるより、よほどこのマリンスポーツのほうが爽快なように思われた。そう思うといても立ってもいられなくなり、ショップに立ち寄ってボード一式を買った。ところがこのスポーツは取っ付きが悪いと言うかなかなか乗る事が出来ない。

ショップに相談すると始めはスクールに入ったほうが良いと言われて、早速そのショップの店長がやっているスクールに入った。と言っても２時間くらい習って、後は自分で乗る練習を積んでいった。スクールでは用具の説明や用語の解説が主で、やはり自分で乗り回さないとなかなか上手くならないようだ。 このスポーツの醍醐味はまだ初心者の域を脱してない私には語れないと思うが、今の私レベルではちょうど自転車のようなものだ。

自転車も乗り始めの頃はただ乗っているだけで面白くて、早く学校から帰って乗り回したものだった。今のウィンドサーフィンがそういう感じでとにかく乗っているだけで面白い。あまりスピードも出せないし、ちょっとタイミングがずれると倒れてしまうが、それさえも面白い。自転車も一度乗れるようになると何年も乗らなくても苦もなく乗れるものだが、その点もこのスポーツは似ている。やっと乗れるようになったのにいろいろなことで一年以上乗らなかったのが、昨年グアムに行ったときにレンタルのボードを借りて乗ってみたらすぐに乗れた。どうにか乗れるまでにはかなりの苦労と練習が必要だったのが、一度乗れるようになると嘘のようにバランスが取りやすくなっていて不思議な感じがした。

前にいろいろな理由で一年以上乗ってないといったが、それは私の技量にも関係している。と言うのはまだ沈する事が多くあまり寒いうちはどうも乗る気がしない。と言うことで海に行くようになるのが５月以降になるし、おまけにあまり風が強すぎても難しいしかといって風が吹かないと乗れない。オフショアと言って海岸から沖に向かって吹く風は危険だから乗れない。

こういうことだから海岸まで行っても乗れないことが結構ある。このスポーツは用具を海まで運んでいってセッティングするまでが手間がかかるので、そこまでして海岸まで行って乗れないとするとガッカリする。そんなこんなで何回かダメだったりすると次第に足が遠のくことになる。 しかしこれを乗り越えないと状況は変えられないので、どうにかしないといけないのだが・・・・・。

時間があるとゴルフの練習もしたいし、パソコンももっと上達したいし、なかなか趣味も時間を食うのが欠点というか、それこそが醍醐味かもしれないがもっと時間が欲しいものだ。尤もそう思いながら時間を使っていくことが面白いのかもしれない。