テキサス親父
現在、アメリカのカルフォルニア州グレンデール市とニューヨーク州のナッソー郡で 韓国系住民グループにより従軍慰安婦の像が建てられているが、先日その撤去をアメリカ政府に訴える請願が行われた。これはテキサス親父といわれるアメリカ人が始めたものでグレンデール市の方は１０万人に達した。この１０万人というのは意味があって、アメリカ政府は請願数が１０万に達するとそれに対する調査を始めなければならない規定になっている。ナッソー郡の方は残念ながら１０万人に達しなかったので多分動きはないだろう。
実は私はこの２つのの州での請願で一票を投じたのだが、この手続きが結構ややこしくてそのために投じられなかった票も多かったと思われる。私の場合も試行錯誤をしながら１時間以上かかった。これはインターネットでアメリカ政府のホームページに入って英語で表記されている項目を読んでそれに英語で記入していく必要がある。幾つかのハードルを越えるとすぐにＩＤとパスワードがメールで送られてきて 、それを持って請願のためのページに入って一票を投じる必要がある。これが普段日常生活で英語にあまり接しない一般の日本人には煩わしい作業で、どうしてもその意思があっても途中でギブアップする人たちもかなりいた筈だ。
これは忌々しきことでそのために目標数に達したグレンデール市の方も確実に請願が取り上げられるかどうか確定できない状態だ。と言うのは、韓国系住民が妨害のために大量の無効票を入れていて、その数がどれほどなのか確定されていない。また日本人はこういう行動はあまり好きじゃないし積極的に行動を起こすものは少数だろう。そういう事で このテキサス親父の事務局はかなり苦戦を強いられている。
そもそもこれはアメリカ人のテキサス親父ではなく、日系の米国人や日本人が請願をするべきことでアメリカ人の行動に全面的に依存するというのは本当は恥ずかしいことだと 反省しなければならない。韓国系米国人のロビー活動やアピールは強烈で、今後全米の州で慰安婦像を建立する準備をしている。 すでにカルフォルニア州のクパティーノ市では市議会に像建立の議案が提出されている。今後、全米で２０以上の慰安婦像の計画があることが判明している。しかもその訴える内容はあまりに事実とかけ離れていて、２０万人にも及ぶ従軍慰安婦が日本軍の犠牲になったという銘を彫っている記念碑を作る考えだ。 さらに最近フランスでのアニメの祭典にもこの話を出展して訴えているし、カナダのトロントでは韓国系の市議が働きかけて市が南京大虐殺７５周年のアピールを出している。
そんな折、今週月曜日には中国のハルビン駅で伊藤博文を暗殺した安重根の記念館が完成した。これは昨年、韓国の
元々彼等は相手がちょっとでも隙を見せると畳みかかってくる民族だから絶対に油断は禁物だと思う。こんな事を言っている私だが実は「冬ソナ」以来韓国が好きになって３度ほど旅行もしたし、中国にも３度旅行を楽しんでいる。また育ったのが下関市で在日の友人も多くいることから かなり親近感を感じる国になっていたのだが、最近の情勢を見ると自分の考えが甘かったことを痛感させられる。今ではすっかり嫌韓 、嫌中になって、あの２つの国のやることなすこと全て嫌悪感が先に立つ状態だ。こんな難しい嫌いな国でも隣国として付き合っていかなければならないのは気が進まないことだが、だからと言って放置していたり甘い対応では足元を見られて付け込まれるだけだ。
今後、我々日本人は今までのように日本という島国に閉じこもっていてはいけない。世界に向けて言うべき事は積極的に発信して、何が真実で誰が嘘をついているのかを世界がしっかり理解するようにアピールしていく必要があるだろう。
追記： テキサス親父とはテキサス州に住む６２歳のアメリカ人で 本名トニー・マラーノ。サラリーマンを定年退職して現在は日本が大好きというスタンスに立って、国際的にアピール力の弱い日本人のかわりにyoutubeなどで積極的に発言をしている。 みなさん、この愛すべきアメリカ人に応援の方をよろしく！